こうして損した!おすすめしない高配当株の買い方3選【失敗談をご紹介】

高配当株

皆さんは高配当株を購入する時、何を基準・軸にして購入していますか?私は高配当株投資を始めた頃、下記のようなことを考え購入していました。

・高配当株を購入する際、株主優待がある方がお得だよね?
・ここ数年、大幅な増配が続いている銘柄が買いだ!
・インフルエンサーがオススメする高配当株を購入すれば間違いない。

しかし、このような考えで高配当株を購入した結果、多くの失敗を経験しました・・・

今回の記事では、こうして損した、失敗したと思える高配当株の買い方3選をご紹介していきます。

どういった理由で購入したのか、なぜ失敗したのかについて、具体的な銘柄を交えて解説していきます。皆さんの今後の高配当株投資のお役に立てれば幸いです。

あらたま

高配当株投資家
高配当株をメインに80銘柄(日本株、米国ETF等)以上を保有。全体での配当利回りは4%前後(税引き前)。サイドFIREを目指し、コツコツ高配当株を購入中。

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こうして損した、失敗したと思える高配当株の買い方3選

株主優待目的で購入

2022年の春頃、株主優待目的でオリックス(8591)を購入しました。当時からオリックスは高配当銘柄として有名で、100株購入すれば株主優待として5,000円分のカタログギフトがついてきました。また、株主優待分も含めれば総合利回りは5%以上と魅力的でした。

しかし、2022年5月に2024年3月をもって株主優待を廃止すると発表。まさか購入して数か月後に株主優待がなくなるとは思ってもいませんでした。

株主優待が廃止になった理由

オリックスが株主優待を廃止にした理由として、下記3つが挙げられます。

公平な株主還元を実施するため

当時、オリックスの株主優待は100株以上(保有期間3年未満)でカタログギフト5,000円分でした。これだと100株所有している株主、10,000株所有する株主でも同じカタログギフト5,000円分となります。株主優待を廃止し、配当金に集約することで株主還元の公平を図ったと考えられます。

個人投資家を増やす重要性の低下

2022年4月の東京証券取引所の再編により、上場基準であった2,200人以上の株主数が、800人以上と要件が緩和されました。そのため、個人株主を確保するために優待を行っていた企業にとって個人投資家を増やすメリットが低下しました。

外国人投資家からの批判

日本独自の制度である株主優待は、外国人投資家にとって受け取りにくく、「株主平等原則に反する」との批判があったことも、優待廃止となった要因の一つとして挙げられます。

今後も株主優待を廃止する企業は増える可能性が高いです。株主優待は考慮せず、あくまで配当金に着目することをオススメします。

短期間で大幅に増配した銘柄を購入

2023年の冬頃、アバールデータ(6918)を購入しました。当時の配当利回りは5.5%と高く、約10年非減配、営業利益率20%と高収益企業でした。また、半導体銘柄でキャピタルゲインも狙えるのではないかと考えていました。

しかし、2024年5月の決算にて、今期の年間配当は223円減の94円に大幅減配すると発表。その後、配当利回り、株価共に大幅に下落していきました。

大幅減配となった理由

アバールデータが大幅減配となった理由について、下記2つが挙げられます。

業績の低迷

24年3月期の経常利益は前の期比8.9%減の22.7億円、直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の経常利益は前年同期比27.2%減の5億円となり、売上営業利益率は前年同期の18.8%→14.6%に低下しています。

アバールデータは配当性向35%を基本としており、純利益が下がったため配当金も減配となりました。

直近2年は一時的に大幅増配しただけ

下記の図は、アバールデータの配当金推移となります。

2023年に配当金が85円→245円へ大幅増配されています。これは、保有する投資有価証券の一部を売却し、純利益が上方修正され、純利益の上振れに伴う増配となりました。2024年の配当金も同様の理由で1株317円と高配当となっております。

このように、配当金が大幅に増配した理由が業績以外の要因(保有する投資有価証券の一部を売却)であったため、一時的に増配しただけということがわかります。

冷静に考えれば、この増配は長く続かない、保有する投資有価証券の売却がなければ減配となる可能性が高いと予想できます。しかし、購入当時の私は単純に5.5%と高利回り、約10年非減配が続いているといった数字上のことにしか着目しておらず、なぜここまで増配したのかについて詳しく調べていませんでした。

短期間で大幅な増配がされた銘柄については、その背景をしっかりと調べた上で購入することをオススメします。

雑誌やインフルエンサーがオススメする銘柄を安易に購入

2023年の冬頃、アステラス製薬(4503)を購入しました。アステラス製薬は多数の経済雑誌や投資系ユーチューバーがオススメする高配当株として挙がっていたため、購入に至りました。

しかしその後、評価損益率が-16%と株価が低迷。

購入した理由を自分自身で考え明確にする

今回のケースで後悔していることは、自身で銘柄分析等をせず、多くの人がオススメしていただけで安易に購入してしまったことです。

株価の予測は困難であり、下落することは多々あります。しかし、自分で仮説を立て、購入に至った要素・根拠を明確にしていれば、結果的に失敗したとしても、次の銘柄選定に活かすことができます。人から言われるがままに購入した場合では、他責になってしまったり、大きなに後悔に繋がってしまいます。株を購入する際は、一度自分自身の考えを整理することをオススメします。

まとめ

今回の記事では、私自身の経験からこうして損した、失敗したと思える高配当株の買い方3選をご紹介しました。

①株主優待目的で購入
→株主優待を廃止する企業は今後増える見込み。株主優待は考慮せず、あくまで配当金に着目する。

②短期間で大幅に増配した銘柄を購入
→配当利回りの数値だけで判断せず、短期間で大幅な増配がされた背景をしっかりと把握することが重要。

③雑誌やインフルエンサーがオススメする銘柄を安易に購入
→購入した理由を自分自身で考え明確にする。

最後に。今回紹介したオリックス、アバールデータ、アステラス製薬が「悪い銘柄である」と言うつもりは全くありません!どの銘柄も配当金は高い水準となっております。

今回の記事が皆さんの今後の高配当株投資のお役に立てれば幸いです。

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